日に日にパワーアシストスーツのニーズの高まりが感じられる中、農業分野からのお問合せはまだまだ少ない状況にあります。
そんな中、先日セイノー商事としては農業分野で初めてとなるJA(農業協同組合)様とパートナー契約を締結させていただきました。
JA様とビジネスパートナー契約
岐阜県のとあるJA様から農業・林業における活性化の観点からパワーアシストスーツに興味を持っていただき、ビジネスパートナーとしての講習会を実施。
今回の講習会を受けて、パワーアシストスーツと「農業」の関わり方についてまとめました。
現在の農業分野で抱える問題は、人手不足(若者の農業離れ、後継者不足)と高齢化の2つが大きく、新型コロナウイルスの影響により外国人の技能実習生の来日が減少したことで、更なる労働力不足が発生しています。
また、現在の農業では、「スマート農業」という取り組みが行われ始めています。人手不足を補うロボットの活用として「ドローン」「パワーアシストスーツ」もその1つとなります。
「パワーアシストスーツ」であれば、
- 重量物の持ち上げ
- 収穫などの作業における中腰姿勢の保持
において力を発揮します。
拠点ごとのニーズに対応した説明が必要
今回JA様の主要5拠点で講習会をさせていただきました。各拠点の統括地域によって、特産物・農作物が違っている為、それぞれのニーズに対応した動作をディスカッションしました。
大根栽培が盛んな地域では、
「収穫したプラコンを軽トラに積載時の積み込みが楽そうだね」
とか、葉物栽培が多い地域の方は
「中腰での収穫作業が楽。一番下までしゃがみ込むから、空気の入れ方はしゃがんで入れたやり方で説明が必要だね」
等と具体的な使い方や提案の仕方などの意見交換を行うことが出来たのです。
その中で、様々な農作業に対しても、パワーアシストスーツが活躍する場面があるかの確認をすることができたことは、大変貴重な機会となりました
中腰での作業と重い荷物の運搬に効果を発揮することを期待
ディスカッション内容(アシストスーツ着用で効果を発揮する動作)
・茶摘み(中腰での作業)、農産物積込み(重い荷物の運搬)
・田植え・収穫・出荷作業(中腰作業・重い荷物の運搬)、
・いちご農家…収穫(中腰での作業・重い荷物の運搬)、農作物の積込み(重い荷物の運搬)
ビジネスパートナーを募集中
介護分野から始まった「パワーアシストスーツ」ですが、前述のように農業分野との親和性が高いことは間違いありません。今回のJA様とビジネスパートナーの取り組みを機に、ビジネスパートナーも今後拡充し農業分野でのニーズにもきめ細かく対応したいと考えています。
ぜひ、お問い合わせください。
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