パワーアシストスーツとは?

電動アクチュエーターや人工筋肉などを人体に装着することで、人間の動きをサポートする衣服や外骨格型の装置のことをパワーアシストスーツと呼んでいます。ちなみにセイノー商事で取り扱っているイノフィス社の製品は「マッスルスーツ」と呼ばれています。

セイノー商事における取り扱い商品の一覧

その他にもアシストスーツ、パワードスーツ、強化スーツなどとも呼ばれ、海外ではPowered Exoskeleton (パワードエグゾスケルトン)と呼ばれています。「Exoskeleton」とは「外骨格」のことです。何やら強そうな名前ですね。 人間以外の動力を使うことで大きな力を出したり、辛い姿勢を長時間続けることができるようになります。もともとはSF小説(例えばロバート・A・ハイラインの「宇宙の戦士」)で登場した兵器が最初といわれていますが、その後もさまざまな形に変えてアニメや映画に登場しているので、皆さまにもお馴染みだと思います。

分類

目的による分類

パワーアシストスーツの利用範囲は様々ですが、次のような分類があります。
  • 自立支援型 主に医療関係で使われるタイプで、高齢者や脳卒中患者などの歩行訓練の補助のような人体の動きをサポートします。
  • 作業支援型 工場などの作業現場での作業を補助することで負担を軽減したり、介助現場でベッドから車椅子など被介護者の移動を助けたり(移乗介助)します。
そのほかにも、軍用分野や消防など幅広い範囲での活用が模索されています。

動力による分類

パワーアシストスーツの動力に注目すると、次の2つのタイプがあります。
  • モーターなどの動力を利用してアシスト力を出すパワー型
  • バネのような機構で人の動作を利用してアシスト力を出すパッシブ型
パワー型は一般的にアシスト力が大きいのが特徴で、さらに好みのレベルにパワーの調整が可能などのメリットがあります。その一方でバッテリーなどの外部動力源を利用するため、値段が高くなりやすくメンテンスの手間がかかる場合があります。 パッシブ型はアシスト力が電動タイプに比べ低くなる傾向がありますが、取り扱いが簡単で電動タイプより軽量にしやすいというメリットがあります。
パワー型 パッシブ型
メリット アシスト力が強い。パワー調整可能な製品あり。 軽量。取り扱いが簡単。故障しにくい。長時間の利用が可能。
デメリット 高価でメンテナンスが必要。重い・稼働時間が限られる場合あり。 アシスト力が低い、力の調整が難しい場合あり(注1)

注1:セイノー商事が扱っているパッシブ型のイノフィス社マッスルスーツ Everyは、パワー型に匹敵する25.5kgfのアシスト力があります。

用途

ここ数年で、荷物の上げ下ろしや人の介助の際にかかる腰などの負担を軽減することを目的としたパワーアシストスーツ製品が各社から出てくるようになりました。使用する目的、場所、頻度、継続時間、作業員のタイプ、作業内容に応じて適切なパワーアシストスーツを選ぶことが大切です。 ここでは、セイノー商事が販売し、実際の現場への導入経験のあるパワーアシストスーツについて簡単に説明します。

セイノー商事の取り組み

セイノー商事を通してパワーアシストスーツを導入して頂いたお客様は、主に次のような作業でパワーアシストスーツが利用されています。
  • 重量物の移動 腰だけでもサポートがあると、重いものを持ったときの負担が軽減できます。腰痛予防として導入される現場も多いです。
  • 長時間の中腰姿勢 意外と効果があるのは中腰姿勢が続く現場への導入です。介護でのベッドメイキングや農業での仕分け作業など、腰が楽になったという声が多くあります。
また、パワーアシストスーツの市場環境について、販売担当者にインタビューしています。
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