製品情報

マッスルスーツとATOUNのパワーアシストスーツを比較する

腰を補助するパワーアシストスーツは製品毎に特長があり、実際に使用してみないとわからない点も多くあります。そこで、当社で取り扱っているイノフィス製「マッスルスーツEvery」とATOUN製「ATOUN MODEL Y」をセイノー商事の販売スタッフがそれぞれ試着し、製品比較の座談会を行いましたのでご紹介いたします。

座談会参加メンバープロフィール
販売スタッフN

年齢:30代

体系:細身

販売スタッフF

年齢:30代

体型:普通

販売スタッフM

年齢:40代

体系:ぽっちゃり

装着のしやすさについて

M:装着にかかる時間は両製品とも1分かからないぐらいで簡単に装着できるよね。

F:「マッスルスーツEvery」は装着に慣れるまで少しコツがいりますけど慣れてしまえば、装着に20秒、エア注入に30秒くらいで簡単に装着できますね。

【動画】「Every」の正しい装着方法

N:「ATOUN」はマジックベルトで装着します。腰ベルトはマジックテープを締めて固定するだけですが、太ももベルトは足に巻き付けて装着する必要があるのでそこがもう少し手軽にできるとより簡単に装着できると思うのですが…。電源のオン・オフはスイッチ式で楽ですね。

※【動力:ATOUN MODEL Y:バッテリー式(スイッチ)/マッスルスーツEvery:非バッテリー式(ポンプ式)】

着心地について

M:両製品とも腰で装着する製品なので、肩にほとんど負担がかからず、担ぎ疲れがなく楽だよね。※【製品重量:マッスルスーツEvery 3.8kg・ATOUN MODEL Y 4.5kg】

F:両製品とも腰ベルトの調整できる範囲は同じくらいですけど「ATOUN MODEL Y」の方が、腰ベルトにマジックベルトを使用している分、装着した時に調整したベルトが垂れ下がりしないので見た目もすっきりしますし、工場等で機械を扱う作業においては巻き込みなどのリスクがなくなるので適していると感じます。

N:確かにね。ただ「マッスルスーツEvery」も工場で採用されていて、調整ベルトはバンド等でとめる一工夫をしてもらえれば調整ベルトによる巻き込みのリスクはなくなるよね。

マジックベルトはマジックテープの接着がだんだん弱くなると、部品交換の必要があるけど、「マッスルスーツEvery」はバックルタイプなので機能の劣化の心配もなく、ランニングコスト面でも違いはでてくるかもね。

M:「ATOUN MODEL Y」は腰と太ももがマジックベルトをまきつけるので、通気性の高い素材は使用しているけど、長時間作業すると特に太ももベルトは暑くなりそうだね。

写真:左がATOUN,右がマッスルスーツ

N:そうですね。「マッスルスーツEvery」は暑さ対策の為に足部分がパッドになっていて、接地面積が少ない設計になっていますよね。

機能性について

F:「ATOUN MODEL Y]は【アシストモード】・【歩行モード】・【ブレーキモード】の三つのモードが動作によって自動で切り替わるので非常に動きやすく、倉庫内での物の持ち運び等の移動が多い作業に適していますね。

【アシストモード】重量物を持ち上げる腰をアシスト(パワー調整4段階)

【歩行モード】立ち上り歩行するとモーターがオフになり、歩行の邪魔をしません

【ブレーキモード】ブレーキをかけるように体をゆっくり下ろすサポート ※持ち上げた物をゆっくりおろす動作をアシストする機能

M:「マッスルスーツEvery」はポンプでエアを入れる分ひと手間かかるけど、最大25.5kgfがポンピング70回分なので、70段階の調整により一人一人に対し、アシスト力を調整できる細やかさは他の商品にはない特徴だよね。

「マッスルスーツEvery」は業界一のアシスト力を使用する場面に応じて細かく調整できるから、重量物の持ち上げや中腰姿勢の維持が発生する介護・農業・倉庫業の他、最近では建設業にも注目され始めていて様々な場面で使用され始めているよね。

※【アシスト力:「Every」最大25.5kgf、「ATOUN MODEL Y」最大10kgf】

N:両製品ともそれぞれ機能に特徴があり、「マッスルスーツEvery」は業界一のアシスト力とパワー調整力、「ATOUN MODEL Y」は動きに応じた自動切換機能による動きやすさが最大の特徴ですよね。

アシスト力について

N:アシスト力についていえば、公称数値の差の通りで圧倒的にEveryの方がパワーがあってアシストを強く感じるよね。

F:男性であれば、EveryはATOUNの約1.5~2倍で使用できるから、重い荷物を持ち上げたり、中腰姿勢の保持など20kgf以上で使用した場合は圧倒的に楽なんですよね。

M:ただ、非力な女性がしゃがみ込んだ作業や歩き回ることが多い場合は、空気を入れすぎると屈みにくくなったり、パッドの圧が強くて歩きにくくなるみたい。

N:非力な女性の場合はATOUNの方が、しゃがみ込んだり歩き回ったりし易くていいんだろうね。

F:介護系のおむつ交換や、工場系の立ち検査などの中腰姿勢時ならしゃがみ込まないから非力な女性でも関係なくもたれ掛かってしまうことで、Everyの強いアシスト力の恩恵を受けることが出来ると思いますけど。

M:荷物を持ったまま歩き回る場合も、非力な女性でなければEveryの足へ掛かる圧によって足を踏ん張る効果があるので、荷物を持っていることだけでも身体へ補助が入るし、歩くのもそこまで気にならないと思うよ。

N:Everyの足に掛かる圧は空気を入れるほど歩きにくくなる半面、アシスト力が強くなるという相関関係にあるから、70段階の調節巾で自分に合ったアシスト力を見つけると快適に使えるんだよね。

F:PAS(パワーアシストスーツ)は腰の負担を軽減することが第一の目的なので、アシスト力が強い方がより負担軽減される訳なので、ある程度の力がある人であればEveryの方がその恩恵を得られるということですよね。

座談会まとめ

今回二つの製品を座談会形式で比較しました。パワーアシストスーツの本来の目的である腰の負担軽減という観点からすると、アシスト力が大きい「マッスルスーツEvery」をまずお勧めしたいと考えております。購入検討の法人様には試着体験会の訪問対応を行っておりますので、業界最大級のアシスト力を是非ご体験頂きたいと思います。試着体験のお申し込みをお待ちしております。

 

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